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提言! 最強の組織をつくる
チームワークが良くないと成果は上がらない
・・・組織を率いるリーダーになったことがある人なら誰でも気づくことです。
しかしながら、誰でも気づくこの問題こそ、最も解決できない問題なのです。
なぜなら、「人」に関わる問題だからなのです。
つまり「人」が最も理解できない、あてにできない、信用できない存在だからです。
ビジネスにおいて多分最も難しい問題は「人」に関する問題です。
考えて見れば、組織やチームは全て「人」の集まりです。
しかも、自分の組織ばかりでなく、「お客様」や「取引先」も「人」の集まりです。
ビジネスにおいて避けて通れないこの「人」をどのように捉え、扱っていくのかということがその組織・チームで成果を挙げる大きなカギになります。
私は経営コンサルタントとして30年以上、『経営は人の問題に尽きる』と考え、この不思議な「人」という問題に正面から取り組んできました。
考えて見てください。
「人」には自分と他人しかいません。
では・・・
『自分』とは何ですか?
『他人』とは何ですか?
何が同じで、何が違うのですか?
自分と他人を正しく把握し、理解できていますか?
自分と他人を正しく理解し、把握していなければ、正確な指示が出来ません。
組織のリーダーに必要なことは、メンバーに的確な指示を与えることです。
リーダーの指揮によって組織が動いているからです。
言い換えれば、リーダーの指揮いかんで組織の成果が変わってしまうということです。
では、指揮とは何か?指示とは何か?
リーダーは常に次のことを考えて組織・チームを動かす必要があります。
- この仕事は誰に担当させるのか?
- 担当者と誰を組ませるのか?
- 担当者にいつ指示を出すのか?
この3つのことが的確であればその「仕事」は成功します。
つまり、
努力や一生懸命頑張る・・・ことも成功の要因ですが、
『仕事は始まる前に成功の80%は決まっている』
ということです。
リーダーに「組織を見る『目』」があれば、「人を見抜く『カン』」がよければ、確実に仕事の成果を出すことができるということです。
振り返って思い出してみてください。過去の成功パターンの本当の原因は何かを。
このようなことが皆さんの周りに起こっていませんか?
「あの仕事は彼に担当させて正解だったな。あそこで上手く乗り切れたのは彼のおかげだ」
「たまたまアシスタントが上手くリードしてくれたおかげで助かったよ」
「いろいろ問題は覚悟してたけど、配置転換して上手くいき出したね」
「あの社員、上司が変わったら生き生きとしだしたよ」
「ちょうど彼も何かを求めていたときだから、新しい話に上手く乗ってきてくれたよ。少し前だったら受け入れてくれなかったかもな」
これらのことはいったい何を教えてくれるのでしょう。
つまり、成果を挙げるためには、リーダーは
- 1. 仕事を始める前に、
- 2. メンバーの特性を把握し、
- 3. メンバーの「今の状態」を掴む
ことが、まず重要になります。
では、どのように「特性を把握」し「今の状態を掴む」のか。
特性を【タイプ】、今の状態を【コンディション】と置き換え、
リーダーとメンバーの成果を挙げる『最強の組織運営』をご提案いたします。